ビルメン業界に転職したいけど、資格も経験もないしできるかな、
誰かの体験談がないと不安
今回は私のビルメン転職方法を紹介します!
ビルメン求人の探し方はこちらの記事を参考にしてください。
【結論】無資格、未経験でも転職できた
私は30代手前でビルメン業界へ転職しました。
それまではビルメンという職業のことを全く知りませんでした。
全くの未経験であり、資格ももっていない、ビルメンについての知識もない状態からどうやって転職できたのか紹介します。
ちなみに、ビルメン業界で5年仕事をしていますが、給料が安い以外の不満はないですね。
なぜビルメン業界へ転職したのか
私はこれまで介護業界で働いておりましたが、心身ともにすり減っていくような日々を過ごしていました。
端的に言えば、もっと楽な仕事がしたいと考え、ビルメン業界へ転職しました。
このまま年を取っていくイメージが湧かなかった
少子高齢化問題まっただなかの日本、介護業界は常に人手不足。
勤務年数を重ねていくにつれて責任がついてまわるも、仕事の大変さの割に給料は一向に上がらない。
介護が好きという思いだけで仕事を続けるのは困難でした。
腰を痛めがちで、一度痛めてしまうと仕事ができないという恐怖心が常にありました。
もっと自分の時間がほしいと思った
介護の仕事は不規則な勤務形態で、朝6時に出勤の日もあれば、夕方の15時からの夜間勤務もありました。
休日も仕事のことが頭から離れなく、休まる時間がない。
休日明けの勤務が早朝からだったので、前日の夜から気持ちがそわそわして落ち着かなく、うまく寝付けないこともありました。
どうせ給料が安いのなら、もっと楽な仕事はないか
30代に差し掛かろうとしていたころ、転職を決意しました。
しかし、自分にはなにもスキルがなく、これまでの経歴をいかして転職するのは難しいと考えました。
そこで転職条件を設定しました。
大前提として、
- 給料はそこまで求めない
- 心身を疲弊しない
妥協点と絶対に外せない点を決めました。
残りの条件が以下の4点です。
- 凡庸性のあるスキルが身につく
- 年をとっても働ける業界
- ノルマがない
- 残業が少なく、しっかりと休日がある
上記の条件で検索をしてみると【ビルメン】という仕事にいきつきました。
転職方法と成功の秘訣
結論をいうと、
私は転職サイトでビルメン転職を成功させました。
まずは転職サイトに登録をしていきましょう。
転職サイトに登録する
検索してでてくる転職サイトをかたっぱしから登録していきました。
転職サイトは数多くありますが、大手転職サイトはビルメン関連の求人が多くあります。
まずはこの4サイトを主に利用しましょう。
ビルメン求人を探す
検索方法に自身の希望条件を設定し探していきます。
私は【勤務地】と【ビルメンテナンス】というキーワードのみで探していきました。
ほかには
【設備管理】
【施設管理】
という検索ワードでビルメン求人が多くヒットします。
資格の勉強中をアピールする
面接等で必ずやっていただきたいのが、資格の勉強中をアピールすることです。
無資格の人も、勉強中である事をアピールし
ビルメン4点セットのなかでどれでもいいですが、私は取得のしやすさで危険物乙4類を勉強しながら転職活動をしました。
これからどうしていくかという熱意も大事ですが、今何をやっているか、行動でアピールしました。
独立系を狙う
3社ほど面接を受けましたが、どこも受からず、
正社員をあきらめて、契約社員などハードルを下げ、とにかく経験をつめればいいと考えました。
あるビルメンの人材派遣会社の面接で、紹介された独立系のビルメン会社に正社員として入社することができました。
ビルメン業界は人手不足です。
入社方法は人それぞれで、チャンスは広がってます。
無資格、未経験でも転職するのは十分に可能です。
今なら転職エージェントを利用する
資格と経験がある今では、転職するなら転職エージェントを利用します。
未経験の方も、関連資格を取得済なら転職エージェントを利用したほうが効率よく転職活動できます。
転職エージェントのメリット
無料で利用できる
転職サイトと同じく無料で利用できます。
資格と経験があれば系列系へ転職できる
大手転職エージェントサービスは大手の系列系ビルメン会社を取り扱っている場合が多いです。
ある程度の経験と資格を取得したら、系列系のビルメン会社への転職を検討してもいいでしょう。
希望条件に沿って求人を紹介してくれる
資格と経験があり、自身の希望をアドバイザーに伝えておけば、ぴったりな求人を探してくれます。
こんな人にきてほしい3選
ビルメン業界は中途採用が多く、様々な人が転職してきます。
現役ビルメンである私の見解ですが、こんな人にきてほしいという特徴を厳選をしたので紹介します。
これからビルメン転職を目指す人に少しでもヒントになれば幸いです。
- コツコツ継続できる人
- 最低限のコミュニケーションが取れる人
- 他人に頼れる人
では順番に詳しく紹介します。
コツコツ継続できる人
ビル設備はそれぞれが専門的に覚えようとしてもなかなか現実的に難しいですし、そもそも完璧に覚えなくても大丈夫です。
範囲が広いので一気に覚えるのは不可能ですが、毎日こつこつ少しづつ覚えることが大切です。
ビル設備は主には5つに大別できます。
- ビル内の温度湿度の調整や、空気の循環入替を行う空調設備
- 照明やコンセントなどの電気設備
- トイレや洗面台の水を流す排水、手洗いの給水などの衛生に関する給排水設備
- 火事を感知する感知器や報知器、火を消すためのスプリンクラーや消火器の消防設備
- 人や物を運ぶエレベーターやエスカレーターの昇降設備
『なぜこの設備がここにあるの?』『この設備の役割は何?』
といったビル設備の概要は知っておきましょう。
同時に、資格の勉強をすすめておくといいでしょう。
ビルメン業界は資格と経験が重宝されます。
資格の勉強で得た知識は無駄にはなりません。
最低限のコミュニケーションが取れる人
ビルメン業務は多方面の人とのコミュニケーションが必要です。
主に
①オーナー
②テナント
③業者
との折衝があります。
内容としては、
設備の不具合状況を説明したり、点検内容を説明したりです。
どれもそのままの現状を正確に伝えればいいので難しくないです。
他人に頼れる人
ビル設備は様々なトラブルや不具合が発生します。
それを解決するために一次対応としてビルメンが活躍するのですが、どうしてもわからないことがでてきます。
そのような時は、同僚や専門業者などに助言をもらうことが大切です。
『~~対応しましたが、あとは~~をする必要があると考えますが、いかがでしょうか?』
と、自分にできる対応をやった後、現状を説明してもらえれば同僚とすればありがたいです。
まとめ
今回は私自身のビルメン転職体験談を紹介しました。
- 大手の転職サイト登録
- 【ビルメンテナンス】【設備管理】【施設管理】と検索するとビルメン求人がヒットする
- 無資格未経験でも資格の勉強中をアピールする
- まずは独立系を狙う
この4点が私のビルメン転職成功の肝かなと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
それではまた!
コメント