危険物取扱いってこわくない?
正しい知識をつければ大丈夫です。
ビルメン4点セットで最初に取得した方が多いとされるのが危険物取扱者乙4類資格です。
なぜなら取得難易度が一番低いからです!
今回は1ヶ月でも取得可能な危険物取扱者乙4類(以下、危険物乙4)を詳しく解説していきます。
このような方におすすめの記事です。
- 危険物取扱者乙4類について知りたい
- 危険物取扱者乙4類を独学で合格したい
- 危険物取扱者乙4類の勉強方法を知りたい
- 危険物取扱者乙4類のおすすめの参考書を知りたい
- 危険物取扱者乙4類を一発合格したい
それではいきましょう。
危険物取扱者乙4類とは?
一定数量以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者を置かなければいけません。
甲種危険物取扱者は全類の危険物、乙種危険物取扱者は指定の類の危険物について、取り扱いと定期点検、保安の監督ができます。又甲種もしくは乙種危険物取扱者が立ち会えば危険物取扱者免状を有していない一般の者も、取り扱いと定期点検を行うことができます。 丙種危険物取扱者は、特定の危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)に限り、取り扱いと定期点検ができます。
“一般社団法人消防試験研究センター“
ビルには様々な設備があり、保守管理のためにオイルやグリスを使用しています。
具体的には空調機に関わる給排気ファンや冷温水・冷却水を送るポンプなどです。
取り扱いを間違うと火災などの重大の事故につながるため、ビルメンとしても知識を持っていることが推奨され、危険物乙4資格取得者が求められます。
試験概要(難易度、日程、合格率)
【難易度】★★☆☆☆
危険物乙4試験はマークシート方式の五肢択一試験です。
独学でもしっかりと対策をすれば一発合格も可能です。
筆記試験の問題は過去に出題された問題がそのまま出題されることが多いので対策がしやすく、過去問を丸暗記でも十分合格点を超えられます。
【試験日程】2回以上/年(都道府県ごとに開催)
危険物乙4試験は消防試験研究センターの支部(都道府県)ごとに実施されています。
東京ではほぼ毎週実施されていますが、少ない県では数か月に一度と、都道府県ごとに大きく違うので詳しい実施日程は消防試験研究センターのホームページを確認しましょう。
合格率
合格率は30%~40%です。
決して低くはないですが、しっかりと勉強すれば十分合格できます。
合格基準
危険物乙4の合格基準は正答率60%以上
マークシート方式の五肢択一です。
科目が3つあり
- 危険物に関する法令:15問(9問以上)
- 基礎的な物理学及び基礎的な化学:10問(6問以上)
- 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:10問(6問以上)
合計35問中21問の正解数で合格です。
合計60%ではなく、科目ごとに60%以上の正解率が必要です。
なので、苦手科目を得意科目でカバーすることができないのでその点少し難易度が上がるかもしれません。
特に基礎的な物理〜科学の科目は計算問題がありますので、苦手な方は対策が必要です。
基本的なことを暗記できれば、計算自体はシンプルです。
受験資格はなし
危険物乙4は受験資格がないので、誰でも受験することができます。
また、実施数も多く気軽に受験しやすいです。
勉強時間は50時間ほど
1日2時間で1か月ほど
1日1時間でも2か月ほどの勉強期間で合格圏内にいけるでしょう。
いきなり問題集をやりつつ、わからない用語はその都度調べていくと自然と慣れてきますのでとにかく理解より数をこなすことを意識しましょう。
費用は(受験料4,600円・テキスト代1,800円)
他のビルメン系資格に比べて受験料は安いです。
また、実施回数も多く受験しやすい資格です。
独学での勉強方法
危険物乙4試験は、ズバリ暗記が大切です。
ひたすらに
- 問題を解く
- 間違えた問題の解説を読む
- 理解しているか確認する為、口に出すかノートに書いてみる
これの繰り返し正攻法です。
人によっては読むだけで書かない勉強法もありです。
とにかくやってみるのが結局は最短の合格方法です。
おすすめ参考書
乙種4類 危険物取扱者試験 令和6度年版 1,870円
こちらの参考書一冊で、テキストと過去問をこなせます。
私自身もこの参考書一冊で合格できました!
まとめ
今回は危険物乙4試験について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
危険物乙4は難易度も高くなく、試験実施が多いので取得しやすい資格です。
ビルメン4点セットの中では電気工事士と並んで知名度が高く、人気の資格となっています。
サクッと独学で合格を勝ち取り、ステップアップしていきましょう。
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