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ビル管理士は独学で受かる|合格後の年収まで設計してから始める勉強法

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悩む人
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ビル管理士って3種の神器って言われてるけど、独学で合格できるのかな?

ビルカメ
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ビル管理士(建築物環境衛生管理技術者)の試験を独学で目指している方に、最初にはっきり言っておきます。独学で十分受かります。

ただ、合格することだけを目標にするのはもったいないです。ビル管理士は、取得後に「年収をどう動かすか」まで見通してから勉強を始めると、モチベーションが全然違います。

わたし自身、ビルメンとして働きながら資格を積み上げてきました。資格を取るたびに、手当が増え、給与明細の数字が変わり、転職市場での扱われ方が変わりました。「証明できるものが増えた」という感覚は、介護職時代の3年間では得られなかったものです。

この記事では、独学での合格法と、合格後に年収をどう動かすかまでをまとめます。


  1. ビル管理士は独学で受かる|結論と最低限必要な投資
    1. 独学での合格は十分に可能です
    2. 必要な費用は約25,000円
    3. 「取って意味あるのか」という疑問に先回りで答えます
  2. ビル管の試験概要と独学の勉強方法|勉強時間は500時間が目安
    1. 試験概要
      1. 合格基準:65%(科目ごとに40%以上の足切りあり)
      2. 出題方法は5肢択一式
      3. 受験資格:2年以上の実務経験
    2. ビル管の勉強時間:500時間×6ヶ月の内訳と1日の目安
    3. ビル管の勉強方法:暗記を乗り切る復習タイミング
  3. ビル管理士の参考書はどれを買うべきか|赤本・黒本・テキスト3種の神器の選び方
    1. 結論|ビル管の赤本と黒本、どっちから始める?
    2. 3種の神器(赤本・黒本・合格テキスト)の違い
    3. ビル管の参考書選びで独学者が失敗する3パターン
    4. 私の場合|3冊すべて使ったビル管の勉強方法
  4. 独学で詰まりやすい4つのポイントと回避策
    1. 科目別40%足切りで落ちるパターン
    2. 直前期に過去問演習が間に合わない問題
    3. 受験資格(実務2年)を勘違いしているケース
    4. 暗記が頭に残らないときの順序入れ替え
  5. 合格したら年収はどう変わるのか
    1. 資格手当の相場
    2. 選任されると「いないと困る人材」になる
    3. 著者の実例
  6. 合格後にやるべき2つのこと
    1. ① 現職で資格手当・昇給を交渉する
    2. ② 系列系・大手の求人を眺めて市場価値を確認する
  7. まとめ|独学合格→年収アップまでが一本の道
  8. noteで、もう少し深い話を書いています
  9. あわせて読みたい

ビル管理士は独学で受かる|結論と最低限必要な投資

独学での合格は十分に可能です

ビル管理士試験の合格率は例年12〜30%の幅で推移しています(過去10年:12.3%〜30.6%)。合格率だけ見ると難しそうに感じますが、受験者層の多くが「とりあえず受けてみた」層や「業務で必要になって初めて受験した」層を含んでいます。きちんと準備して臨めば、独学でも十分に合格ラインに届きます。

受験資格(建築物の維持管理に関する2年以上の実務経験)さえ満たしていれば、講習を受ける必要はありません。テキスト・過去問集・時間さえあれば合格できる試験です。

必要な費用は約25,000円

独学で必要な費用はざっくり以下のとおりです。

項目費用
受験料13,900円
合格テキスト(赤本)約2,420円
過去問集(黒本)約2,970円
合格テキスト補助本約2,200円
その他(コピー代・文房具等)約3,000円
合計約24,490円

一方、指定講習(厚生労働大臣登録講習機関)を受講する場合は費用が100,000円を超えます。独学は金銭的なコストパフォーマンスが非常に高いルートです。

ビルメン資格の全体像を知りたい方は、ビルメン4点セットと上位資格の解説記事もあわせて読んでみてください。

「取って意味あるのか」という疑問に先回りで答えます

「合格率が低いし、勉強時間もかかる。本当に取る意味があるのか」という声をよく聞きます。結論から言うと、あります。理由は後半の「合格したら年収はどう変わるのか」で具体的な数字と実例を使って説明します。先に勉強法を知りたい方はこのまま読み進めてください。


ビル管の試験概要と独学の勉強方法|勉強時間は500時間が目安

試験概要

項目内容
試験日毎年10月第一日曜日
試験科目建築物衛生行政概論・建築学概論・建築物の環境衛生など7科目
問題数180問(五肢択一式)
合格基準全体65%以上かつ各科目40%以上
受験資格建築物維持管理に関する2年以上の実務経験

過去10年の合格率推移(出典:厚生労働省 合格発表・公益財団法人日本建築衛生管理教育センター)

年度受験者数合格者数合格率
201610,394人2,956人28.4%
201710,209人1,387人13.6%
201811,096人2,339人21.1%
201910,146人1,245人12.3%
20209,924人1,933人19.5%
20219,651人1,707人17.7%
20229,413人1,681人17.9%
20238,232人1,819人22.1%
20247,593人1,759人23.2%
20257,131人2,180人30.6%

2025年度が過去10年間の中で最も合格率が高く30.6%となっています。

2019年度は最も低い12.3%です。

合格率に大きな幅があります。年度によって問題の難易度が変わるためです。ただし、基本は過去問の焼き直しが多いため、過去問を繰り返すことが最も効果的な対策です。

合格基準:65%(科目ごとに40%以上の足切りあり)

全180問中117問以上(65%)の正解かつ科目ごとに40%以上の正解が必要です。

科目ごとの足切りが要注意です。

というのも、ビル管理士試験は科目ごとに出題数が違うので、出題数の少ない【建築物の構造概論】や【ねずみ、昆虫等の防除】で、過去にない難問が出題されることがあり、どれだけ対策をしても解きようがない問題があります。

そのような問題を落としても、40%以上の正解が可能なように、過去問をしっかりこなし理解することが大切です。

出題方法は5肢択一式

ビル管理士試験は5肢択一式と、ビルメン関連の他の資格試験と比べて選択肢が多いです。

確実に正解であるor不正解であると判断しなければいけません。

受験資格:2年以上の実務経験

ビル管理士を受験するには、ビルメンとしての経験が2年以上必要です。

おおよその勉強期間が1年あれば十分合格できるので、無資格未経験でビルメンとして働く方は1年間で4点セットを取得し、そのあとビル管理士の勉強を開始すれば2年間で5つもの資格を取得しながら神器持ちとなれます。

ビル管の勉強時間:500時間×6ヶ月の内訳と1日の目安

必要な学習時間の目安は500時間前後です。1日あたり約2〜3時間確保できるなら、試験6ヶ月前から始めるのが現実的です。

おすすめのスケジュール例はこちらです。

期間内容
1〜2ヶ月目テキストを1周・全体像を把握する
3〜4ヶ月目過去問(赤本)を科目別に解き始める
5ヶ月目弱点科目の補強・赤本を繰り返す
6ヶ月目(直前)過去問の模擬試験形式・時間を計って解く

試験範囲が広く、暗記量が多い試験です。「全部を理解しようとする」のではなく「頻出箇所を繰り返し記憶に入れる」ことが合格への近道です。

ビル管の勉強方法:暗記を乗り切る復習タイミング

ビル管理士は記述式がなく、すべて択一式です。つまり、選択肢から「これだ」と認識できるレベルまで記憶できれば得点につながります。

効果的な復習タイミングの目安は以下のとおりです。

  • 1回目の学習後:翌日に再確認
  • 2回目:3〜4日後に再確認
  • 3回目:1〜2週間後に再確認
  • 4回目以降:月1回のペースで維持

この間隔を守るためには、問題を解いた日付を記録しておくと管理しやすいです。

おすすめ参考書3冊

まず押さえるべき参考書はこちらです。

ビル管理士試験模範解答集(赤本)(公益財団法人日本建築衛生管理教育センター)
過去問が最も充実しており、繰り返し解くことが合格の王道です。
※最新年度版をお使いください。

合格テキスト ビル管理士試験(出版社:株式会社ビジネス教育出版社等)
初学者がまず全体像を掴むのに適しています。

ビル管理士試験問題集(黒本)
科目別に問題が整理されており、弱点強化に使いやすいです。


では、その500時間を支える教材は、具体的に何を選べばいいのでしょうか。ここがいちばん迷うところなので、次に整理します。

ビル管理士の参考書はどれを買うべきか|赤本・黒本・テキスト3種の神器の選び方

「独学でいけそうだ」と感じても、次に必ず迷うのが参考書選びです。ビル管理士の参考書は何冊も出版されていて、どれを買えばいいのか最初は見当がつきません。結論を先に言うと、必要なのは「3種の神器」と呼ばれる3冊だけです。冊数を増やすより、この3冊を繰り返すほうが合格に近づきます。

結論|ビル管の赤本と黒本、どっちから始める?

ビル管理士の独学では、テキスト1冊と過去問2冊、合わせて3冊を使います。この3冊は受験者のあいだで「3種の神器」と呼ばれています。

過去問2冊が「赤本」と「黒本」です。「赤本と黒本、どっちから始めればいいのか」とよく聞かれますが、答えは人によって変わります。

私自身、最初は名前をよく聞く赤本から買おうとしていました。でも、設備の仕事が未経験なら、黒本から始めるのがおすすめです。黒本は科目ごとに問題が並んでいるので、知らない分野を一つずつ潰していけます。いきなり赤本を開くと、見たことのない用語が次々に出てきて、どこが大事なのか分からなくなりがちです。

すでに設備の実務経験がある方は、赤本だけでも十分に対応できます。自分がどちらに近いかで、買う順番を決めてください。

3種の神器(赤本・黒本・合格テキスト)の違い

3冊にはそれぞれ役割があります。下の表で整理しました。

通称正式書名出版社価格の目安特徴向いている人
赤本ビル管理士試験模範解答集電気書院約4,000〜5,000円過去問を年度別に収録。解説が詳しい仕上げに使いたい人・経験者
黒本ビル管理技術者試験問題集オーム社約4,000円過去問を科目・分類別に編集。基礎固め向き最初の1冊にしたい人・未経験者
合格テキストビル管理士試験合格テキスト成美堂出版約3,000円試験範囲の全体像をつかむ。辞書代わりにも使える完全未経験で用語に不安がある人

赤本は電気書院の「ビル管理士試験模範解答集」、黒本はオーム社の「全7科目354分類ビル管理技術者試験問題集」、テキストは成美堂出版の「ビル管理士試験合格テキスト」です。私はこの3冊すべてを実際に使いました。価格は改訂のたびに変わるので、買うときは必ず最新版かどうかを確認してください。

実際に使った3冊は、下に商品リンクを置いておきます。(以下は広告を含みます)

ビル管の参考書選びで独学者が失敗する3パターン

私も実際、いきなり赤本を開いて、1ページ目で手が止まりました。参考書は、本そのものより選び方や使い方でつまずきます。私がしかけた失敗も含めて、よくある3つを挙げます。

  • テキストだけで合格しようとする:テキストは全体像をつかむための本です。過去問演習をしないまま試験に行くと、まず受かりません。
  • いきなり赤本から手をつける:情報量が多く、未経験だと挫折しやすいです。基礎固めの黒本を先に挟みましょう。
  • 古い年度の本を買ってしまう:法改正や基準値の変更があるため、必ず最新版を選んでください。

どれも、知っていれば避けられる失敗です。参考書は3冊にしぼり、その代わり何周もする。これが遠回りに見えていちばん早い進め方です。

私の場合|3冊すべて使ったビル管の勉強方法

私は赤本・黒本・合格テキストの3冊すべてを使いました。使う順番にも理由があります。

最初に合格テキストで試験範囲の全体像をざっと眺めました。設備の知識がほとんどなかったので、まず「何を覚えるのか」の地図がほしかったからです。次に黒本で、科目ごとに問題を解いていきました。分野別なので、苦手な科目に集中できます。最後に赤本で年度別の過去問を解き、本番の出題感覚に慣らしました。

机に向かう時間がまとまって取れなくても、勉強は進められます。私はビルメンの宿直勤務で、誰も来ない待機時間に黒本を開いていました。働きながらでも、こうした細切れの時間を積み重ねれば、独学は十分に続けられます。

独学で詰まりやすい4つのポイントと回避策

順調に勉強を進めているつもりでも、試験前に「思ったより点が取れない」と気づくケースがあります。よくある詰まりポイントと回避策をまとめます。

パターン詰まる理由回避策
① 科目別足切りで落ちる得意科目ばかりに時間を使い、苦手科目で40%を割る毎月1回、全科目を均等に解く日を設ける
② 直前期に過去問が終わらないテキスト精読に時間をかけすぎて過去問演習が不足2ヶ月目から過去問を並行スタートする
③ 受験資格の勘違い「実務経験2年」の計算を誤り、受験できないことに気づく試験申込前に必ず実務経験の算定根拠を確認する
④ 暗記が頭に残らない1〜7科目を順番どおりに読んでいて飽きる苦手科目から始めて得意科目で勢いをつける順序に変える

科目別40%足切りで落ちるパターン

ビル管理士試験の合格基準は「全体65%以上、かつ各科目40%以上」です。全体の点数が基準を超えていても、1科目でも40%未満があると不合格になります。

得意科目を伸ばすより、苦手科目を「40%以上確保できるライン」まで底上げすることが先決です。模擬試験を受ける際は、科目別得点率を必ず記録してください。

直前期に過去問演習が間に合わない問題

テキストを丁寧に読み込む勉強法は理解は深まりますが、試験本番では「選択肢を見て選ぶ」能力が問われます。テキスト精読だけで4ヶ月過ごしてしまうと、直前期に過去問演習の時間が足りなくなります。

3ヶ月目からは必ず過去問を並行して解き始めてください。「テキストを読み終えてから過去問に移る」では遅いです。

4点セットとビル管理士の取得順序についてはビルメン資格の4点セット解説も参考になります。

受験資格(実務2年)を勘違いしているケース

建築物の維持管理に関する「2年以上の実務経験」が必要です。管理業務に直接関わる仕事でないと実務経験として認められないケースがあります。試験申込前に、日本建築衛生管理教育センターの公式サイトで実務経験の対象業務を確認しておいてください。

暗記が頭に残らないときの順序入れ替え

1科目から7科目まで順番どおりに勉強していくと、後半になるほど疲れとだれが出てきます。苦手な科目を後回しにすると、そのまま試験当日を迎えてしまいます。

「最も苦手な科目から始め、得意科目で勢いをつけて終わる」順序に変えてみてください。気持ちの乗りが変わるだけで、暗記の定着率が上がります。


合格したら年収はどう変わるのか

「ビル管理士 意味ない」という検索ワードが存在することからも、取得前に費用対効果を疑う人が多いのは理解できます。ただ、数字で見ると意味はちゃんとあります。

資格手当の相場

ビル管理士を取得すると、多くの会社で資格手当が支給されます。相場は以下のとおりです。

種別月額相場
資格手当(保有しているだけ)5,000〜10,000円
選任手当(その建物の管理技術者として届出された場合)5,000〜20,000円

(出典:CIC日本建設情報センター・SAT・アガルート等、複数の業界メディアを参照)

「選任」とは、ある建物の建築物環境衛生管理技術者として行政に届け出られることです。面積3,000㎡以上の特定建築物は選任が義務付けられているため、会社側も資格保有者を確保したい動機があります。選任されると、別途選任手当がつくケースが多いです。

年間に換算すると、手当だけで60,000〜240,000円の差が生まれる計算です。

選任されると「いないと困る人材」になる

特定建築物で選任されると、管理技術者が退職した場合に会社は代わりの有資格者を手配しなければなりません。ビル管理士の保有者はまだ多くなく、会社側に「辞められると困る」という力学が生まれます。これが地味に強い。

交渉の場面でも、選任されている事実は数字以上のカードになります。

著者の実例

わたし自身の経緯をざっくり書きます。

以前は介護職として働いていました。勤務体系が自分に合わなかったこと、身体への負担を感じ始めたことが転職を考えたきっかけです。ただ、転職に踏み出すまで1年かかりました。系列系のビルメン会社に2社応募して2社とも落ち、独立系に切り替えたら受かったという経緯です。

転職後、資格を取るたびに感じたのは「証明できるものが増えた」という感覚でした。介護職として3年間働いていた経験は、外からはほとんど見えません。ビルメンで資格を積み上げていくと、それが目に見える形になっていく。この感覚の違いは、やってみないとわかりません。

年収で言うと、介護職時代の約300万円から現在は約380万円。差額は80万円ほどです。ビル管理士の取得は、この変化に確実に貢献しています。

ビル管理士の平均年収は、厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査を参照した複数の業界メディアによると約400〜500万円とされています。独立系の宿直正社員として働いている自分はそこまで高くありませんが、介護職との差は明確です。

転職して資格を積み上げてから、同世代と飲むときに年収の話を隠さなくてよくなりました。数字ではなく、その感覚が変わったことが一番大きかったです。

男性の介護職(30代)の平均年収は約337万円、全産業の30代男性平均は約468万円です(厚生労働省賃金構造基本統計調査)。ビルメンにはこの格差を縮める実績値があります。

介護職からビルメンへの転職を考えている方には、介護職からビルメンへの転職を考えた話も読んでみてください。


資格手当や昇給の話は数字で書けますが、「資格を取ったあと、職場での見られ方がどう変わったか」までは、ここでは書ききれません。そのあたりの実感はnoteに書いています。よければ合わせて読んでみてください。

合格後にやるべき2つのこと

合格してからどう動くかで、年収への影響が変わります。

① 現職で資格手当・昇給を交渉する

合格証が届いたら、まず現職での資格手当の確認と交渉を行いましょう。多くのビルメン会社では就業規則や賃金規程に資格手当の一覧があります。

まずやったのは「ビル管理士の資格手当はいくらになりますか」と直接聞くことでした。規程に記載があれば会社側も支払い義務がありますし、記載がなくても交渉次第で別途手当を設定してもらえるケースがあります。

資格を1つ取るたびに手当が積み上がっていく構造は、ビルメンという仕事の地味に大きなメリットです。「証明できるものが増えた」感覚と給与明細の数字が連動するのは、モチベーションにも直結します。

交渉しても手当が薄い、あるいはビル管理士を評価しない会社なら、次の選択肢を考える時機です。

② 系列系・大手の求人を眺めて市場価値を確認する

ビル管理士を持っていると、独立系より給与水準が高いとされる系列系・大手ビルメン会社への転職ハードルが下がります。すぐに転職する気がなくても、求人を眺めるだけで「自分の資格がどう評価されているのか」の相場感が掴めます。

サービス特徴自分の使用状況
リクナビNEXT設備・不動産・ビルメン系の求人が豊富。自分のペースで情報収集できる実際に使って転職できた。求人を眺めるだけでも使いやすい
建設キャリアプラス建設・設備系に特化した求人媒体。ビル管理士保有者向けの求人も扱う自分は使っていないので使用感は語れません
転職エージェント各種担当者が求人を提案してくれる自分は使っていないため詳細はわかりません

わたしが転職に使ったのはリクナビNEXTです。エージェントは使わず、自分のペースで求人を見て比較し、応募先を絞りました。ビルメン系の求人は思ったより多く、独立系だけでなく系列系の求人も複数出ています。

系列vs独立の違いについては系列系と独立系ビルメンの違いを実際に経験して比べた話も参考にしてください。

リクナビNEXT

まとめ|独学合格→年収アップまでが一本の道

ビル管理士は、独学で十分受かります。必要なのは約25,000円と、6ヶ月・500時間の学習時間です。

ただ、合格をゴールにすると後半の動き方を損します。合格は「年収を動かすための起点」であり、資格手当の交渉や転職市場での評価が本番です。

勉強しながら「合格後に何をするか」まで考えておくと、日々の勉強の意味が変わります。

おすすめ参考書(再掲)

ビル管理士試験模範解答集(赤本)

合格テキスト

ビル管理士試験問題集(黒本)

給与明細の数字が変わるたびに、資格を取って正解だったと思いました。ビル管理士もそのひとつです。

1年動けなかった私が、最初にやるべきだったこと

転職活動で一番時間を食うのは、応募でも面接でもなく「レジュメ(職務経歴書)を一から書き起こす作業」です。私はこれを後回しにしていた間、いい求人を何件も見送りました。「今から書いていたら間に合わない」が口癖になっていたからです。

逆に言えば、レジュメさえ一度書いておけば、気になる求人が出た瞬間に動けます。下書きがあるかないかで、転職にかかる期間は数ヶ月変わります。

リクナビNEXTには無料のレジュメエディタがあり、登録して書くところまでなら費用も応募義務もありません。私が転職時に唯一使ったサービス(PR)です。

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noteで、もう少し深い話を書いています

はじめまして。介護職からビルメンに移って「楽に生きる」を選んだ話を書きます。|ビルカメ|楽に生きるのは、逃げじゃなく選択肢
ビルカメといいます。 10年ほど前に、介護職からビルメン(建物の設備管理)に転職しました。 まず、今の話から始めます。 今の生活 仕事は主に宿直勤務(夜間の建物管理)。9時に出勤し、翌日の9時に退勤。 帰って、そのまま寝ることがある。昼過ぎ...

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ビルカメ

飲食8年 → 介護3年 → ビルメンへ。
独立系ビルメン会社で宿直勤務/年収300万→380万。

【このブログについて】
人と関わる仕事を11年。すり減って1年間動けなくなり、たどり着いたのがビルメンでした。

年収は全産業平均より低いまま。派手な逆転もありません。ただ、宿直の夜に2時間誰とも話さない時間があって、ようやく息ができると感じています。

楽に生きるのは、逃げじゃなく選択肢。

この視点から、「楽な仕事」の正体・ビルメン転職のリアル(得たものも失ったものも)・働き方や暮らしの考え方を書いています。

面接の体験談など詳しくはnoteに → https://note.com/birukame

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