介護・他職種からビルメンへビルメンのリアル

介護職の勤務体系がきつい理由と、ビルメンに変えてわかった違い【経験者が比較】

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介護・他職種からビルメンへ

この記事はこんな人に向けて書いています

・介護職のシフトがきつくて、体のリズムが崩れている

・夜勤明けの疲れがとれないまま、次の勤務が来る

・ビルメンの働き方が気になっているが、実態がよくわからない


介護職を3年間続けた私が、転職を決めた一番の理由は「仕事の内容」ではありませんでした。

きつかったのは、勤務体系でした。

この記事では、なぜ介護のシフトが体に堪えるのか、そしてビルメンに転職してから実際に何が変わったのかを正直に書きます。

介護の仕事を否定したいわけではありません。私にはあの勤務体系が合わなかった、という話です。


介護職の勤務体系はなぜきついのか

毎日「違う時間」に起きなければいけない

介護職のシフトは、主に3パターンでしょう。

私の働いていた現場は4交代制の勤務体系でした。

このような構成です。

  • 早出:6:00〜15:00ごろ
  • 日勤:9:00〜18:00ごろ
  • 遅出:11:00〜20:00ごろ
  • 夜勤:16:00〜翌10:00ごろ(施設によって異なる)

問題は、これが組み合わさることです。

人間の体は、毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝ることで、睡眠の質や体調が安定しやすくなります。介護のシフトはその土台を毎週崩していきます。

ビルカメ 5時起きの翌日に昼まで寝ていい日があっても、体はちっとも喜んでいませんでした。

ビルカメ
ビルカメ

ビルカメ 5時起きの翌日に昼まで寝ていい日があっても、ずっと仕事が付き纏っている感じがありました。

夜勤明けの次の勤務が早い

夜勤明けに帰宅して、翌日は休日、というスケジュールが基本でした。

夜勤明けは午前中に帰れますが、体はほぼ一晩中動いています。「帰ったら寝て一日終わり」というパターンが多かったです。

さらに、次の出勤が【早出】の6:00からというのが休日でもずっしりと重い気持ちになっていました。

休みの日程が読めない

シフト制の職場では、土日に休めるとは限りません。家族や友人の予定と合わせにくく、予定を立てること自体が難しくなります。

実際に友人と遊びの予定を立てようと思っても、「来月まで予定が合わない」ということが多くありました。

さらに私が3年間で一番しんどいと感じたのは、仕事そのものよりも「生活全体が仕事に支配されていく感覚」でした。

ビルカメ
ビルカメ

休日でも常に仕事のことが頭から離れない日々でした。


ビルメンの勤務体系はどう違うのか

ビルメンにも夜勤(宿直)があります。「夜勤がなくなる仕事」として紹介したいわけではありません。

ただ、宿直の組まれ方が介護とは違います。

これが私の生活に合っていました。

宿直は「入り→明け→休み」のセットで動く

私の現在の勤務は、おおよそこういう流れです。

  • 日勤(9:00〜17:00ごろ)
  • 宿直入り(9:00〜翌9:00の24時間勤務)
  • 明け休み(宿直翌日の自由時間)
  • 公休

宿直の翌日は「明け休み」として、午前中から自由になります。

介護の夜勤明けと似ているように見えますが、パターンが固定されている点が違います。宿直は週1〜2回程度で、他の日は日勤か休み。体が「次はいつ寝ればいいか」を覚えやすくなります。

宿直勤務のスケジュールの詳細については、こちらの記事で詳しく書いています。 →

宿直中に「待機時間」がある

夜間帯(おおむね22時〜翌6時ごろ)は、緊急対応がなければ仮眠や待機の時間になります。

介護の夜勤は、センサーが鳴ったり巡回があったりと、夜中でも動き続けることが多い。ビルメンの宿直は、設備トラブルがない限り、静かに過ごせる時間が確保されています。

「同じ夜勤」でも、体への負担は感覚として全然違いました。

ビルカメ
ビルカメ

正直、「こんなに寝ていいんだ」と思いましたね。

勤務パターンが1ヶ月単位で読める

私の現在の職場では、1ヶ月のシフトが出た段階で「今月は宿直が何回、休みが何日」という全体像が把握できます。

家族の予定を立てやすくなったのは、転職して最初に「よかった」と感じたことのひとつです。


介護とビルメンの勤務体系を比較する

項目 介護職(転職前) ビルメン(現在)
年収 約300万円 約380万円+80万円
勤務体系 早出・日勤・遅出・夜勤
毎日違う時間に起きる
宿直勤務(固定パターン)
生活リズムが整いやすい
体の負担 移乗介助・入浴介助あり
立ちっぱなし・体力消耗大
巡回・点検・監視が中心
待機時間あり・体力的に楽
精神的な負荷 常に人への気配りが必要
ミスが命に関わる場面も
建物が相手・対人ストレス少
人間関係からの消耗が減った
未経験・無資格 — 応募できる求人がある
入社後に資格取得でOK
夜勤 あり不規則 あり(宿直)固定パターン
勉強の必要性 業務の中で覚える 入社後に資格取得が必要
自分のペースで進められる

※個人の経験にもとづく比較です


「夜勤があるなら一緒では?」という疑問について

ビルメンを調べていると、「宿直があるから介護の夜勤と変わらないのでは」という意見を見かけます。

転職前の私も、まったく同じことを考えていました。

実際に経験してわかったのは、「夜勤があるかどうか」より「夜勤の中身とリズムが整っているかどうか」のほうが、体への影響が大きいということです。

毎晩定期的に動き回る夜勤と、トラブルがあるまで静かに待機している宿直では、疲れ方が違います。「どちらもきつい」という人もいますし、「ビルメンのほうが合わない」という人もいます。ただ、私には宿直のほうが体に合っていました。

介護夜勤と宿直で、仮眠や明けの日の疲れ方がどう違ったかは、介護夜勤と宿直の仮眠・明けの日の違いに詳しく書きました。


体のリズムが崩れていると感じたら

介護を続けながら「疲れが抜けない」「休日に何もできない」という状態が続いているなら、一度立ち止まって考える価値はあると思います。

私は転職を考え始めてから動き出すまでに1年かかりました。「自分だけがつらいのかも」と思っていたからです。

でも今思うと、あの勤務体系が私の体に合っていなかっただけで、仕事が嫌いだったわけでも、根性がなかったわけでもありませんでした。

ビルメンが全員に合う仕事だとは言いません。ただ、「夜勤はあるが、体のリズムを守りやすい働き方もある」ということは、知っておいて損はないと思っています。

転職を考えるようになった経緯は、こちらの記事に書いています。 → 介護職からビルメンに転職した話


まずは求人を眺めるところから

「今すぐ転職する」と決めなくて大丈夫です。

求人を眺めるだけでも、「どんな働き方があるのか」の解像度が上がります。私も最初の1年間はそうしていました。

「まだ応募する気はないけど、どんな求人があるか見てみたい」くらいの温度感で始めるのが、ちょうどいいと思います。

実際に使った転職サービスや、評判の良いサービスはこちらでまとめています。 → ビルメン転職に使えるサービスまとめ

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noteで、もう少し深い話を書いています

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介護職の人間関係に疲れていたなら、介護職の人間関係に疲れたら|対人から「対設備」の仕事へも読んでみてください。

女性ばかりの職場で消耗していた方は、男性介護職が「女性ばかりの職場」で消耗していた話も参考になります。

よくある質問

Q. 介護職とビルメンの夜勤はどちらがきついですか?

A. 介護の夜勤は身体介助を伴う対人業務が続くため体力・精神的消耗が大きいです。ビルメンの宿直は待機時間が多く、緊急対応があっても介護ほどの継続的な負荷はないことが多いです。

Q. ビルメンに転職すると生活リズムはどう変わりますか?

A. 宿直勤務がある職場は一定の不規則さがありますが、介護職に比べると夜勤回数が少ない傾向があります。オフィスビル勤務の場合、日勤中心の安定したリズムになるケースもあります。

Q. 介護とビルメン、身体への負担はどちらが大きいですか?

A. 介護職は移乗・入浴介助など継続的に人の体重を支える作業があり腰や膝への負担が大きいです。ビルメンも点検・機器搬送などはありますが、継続的な身体介助はないため一般的に負担は少ないです。

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ビルカメ

飲食8年 → 介護3年 → ビルメンへ。
独立系ビルメン会社で宿直勤務/年収300万→380万。

【このブログについて】
人と関わる仕事を11年。すり減って1年間動けなくなり、たどり着いたのがビルメンでした。

年収は全産業平均より低いまま。派手な逆転もありません。ただ、宿直の夜に2時間誰とも話さない時間があって、ようやく息ができると感じています。

楽に生きるのは、逃げじゃなく選択肢。

この視点から、「楽な仕事」の正体・ビルメン転職のリアル(得たものも失ったものも)・働き方や暮らしの考え方を書いています。

面接の体験談など詳しくはnoteに → https://note.com/birukame

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