ビルメン資格情報

【基本の4資格】ビルメン4点セットとは?難易度と優先順位を詳しく紹介【メリット4選】

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悩む人
悩む人

ビルメン4点セットって言われてるけど、なんのことかわからないな、

悩む人3
悩む人3

4つもあってなにがなんだか、、、

ビルカメ
ビルカメ

ビルメンになるには取得必須の4つの資格のことです!

ビルメン業界への転職やキャリアアップを考えている方はすでに知っている方も多いでしょう。

今回はビルメン4点セットについて詳しく紹介していきます。

こんな人におすすめの記事です。

  • ビルメン4点セットについて知りたい
  • ビルメン4点セットのメリットを知りたい
  • ビルメン4点セットの難易度を知りたい
  • ビルメン4点セットの優先取得順位を知りたい
  • ビルメン4点セットの最短取得法を知りたい

ビルメン 4点セットとは?

ビルメン4点セットとは、以下の4つの資格のことをいいます。

  • 第2種電気工事士
  • 危険物取扱者 乙種4類
  • 第3種冷凍機械責任者
  • 2級ボイラー技士

ビルメン業界へ転職を考えている方や、これからビルメンでキャリアアップを目指す方など、ビルメンの基本的な知識が身につき、また、それをアピールできる資格です。

悩む人3
悩む人3

知らない言葉ばっかりで何もわからないよー、

ビルカメ
ビルカメ

ひとつずつわかりやすく紹介していきます。

第2種電気工事士(電工2種)

ビル、工場、商店、一般住宅などの電気設備の安全を守るために工事の内容によって、一定の資格のある人でなければ、電気工事を行ってはならないことが、法令で決められています。
その資格のある人を電気工事士といいます。

電気技術者試験センター引用

ビルメン4点セットのなかで最も重要な資格です。

電工2種試験概要

【難易度】★★★☆☆
【試験日程】2回/年 
【受験者数】約15万人/年
【合格率】[筆記]約60% [技能]約70%

危険物乙4(乙4)

一定数量以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者を置かなければいけません。

甲種危険物取扱者は全類の危険物、乙種危険物取扱者は指定の類の危険物について、取り扱いと定期点検、保安の監督ができます。又甲種もしくは乙種危険物取扱者が立ち会えば危険物取扱者免状を有していない一般の者も、取り扱いと定期点検を行うことができます。 丙種危険物取扱者は、特定の危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)に限り、取り扱いと定期点検ができます。

一般社団法人消防試験研究センター

ビルメン4点セットの中でもっとも難易度が低く、取得しやすいです。

【難易度】☆☆
【試験日程】2回以上/年(都道府県ごとに開催) 
【受験者数】約10万人/年
【合格率】約30〜40%

第3種冷凍機械責任者(3冷)

冷凍機械責任者(れいとうきかいせきにんしゃ)は、高圧ガス保安法に規定される高圧ガス製造保安責任者の資格区分の一つ。経済産業省管轄。

冷凍に関わる高圧ガスを製造する施設において保安の業務を行う資格。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

ビルメン4点セットの中でもっとも難易度が高いですが、しっかりと対策をしたら一発合格できます。

【難易度】★★
【試験日程】1回/年
【受験者数】約8000人/年
【合格率】約20〜40%

2級ボイラー技士(2ボ)

ボイラー技士(ボイラーぎし)とは、労働安全衛生法に基づく日本の国家資格(労働安全衛生法による免許証)の一つで、各級のボイラー技士免許試験に合格し、免許を交付された者をいう。空調・温水ボイラーの操作、点検を業務とする。二級技士で全てのボイラー取扱いができるが、作業主任者は、各級の技士が必要になり労働基準監督署に各種申請を届ける必要がある。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

2級ボイラー技士は難易度こそ低いものの、免状発行には実技講習を受講しなければいけないぶん、資格取得のハードルが上がります。

【難易度】
【試験日程】12回以上/年(都道府県ごとに毎月開催) 
【受験者数】約2万5000人/年
【合格率】約50%

ビルメン4点セット取得のメリット4選

ビルメン4点セットがあれば、独立系のビルメン会社なら転職は容易にできるでしょう。

中でも、電工2種は断トツで需要が高く、身につく知識も重要です。

設備には電気が不可欠なので、取り扱うには最低限の知識は不可欠です。

『ブレーカーが落ちたんだけどどうしたらいいですか?』

とテナント様に頼られて『何もできない、わからない、』

となるわけにはいかないです。

メリット①ビルメン未経験でも転職できるようになる

未経験でもビルメン業界への転職は、場合によってはできますが(以下の記事に詳しく解説しています。)

資格があれば段違いに転職しやすくなります。

募集要件に【資格保持者歓迎】や【資格保持者のみ】などと書かれていることがあり、転職の幅が広がります。

メリット②設備の基礎的な知識が身につく

無資格、未経験でもビルメン転職はできますが、実際にビルメン業務をはじめるにあたり、何もかもわからないのは不安ですよね。

最低限の基礎的な知識として、ビルメン4点セットは最適な資格です。

特に電工2種は本当に重要です

メリット③資格手当がもらえる

ビルメン業界は資格手当がもらえる会社が多いです。

以下はビルメン4点セットと消防設備士、ビルメン3種の神器の手当の例です。

資格手当の一例
資格名金額備考
第2種電気工事士1,000円~3,000円
危険物乙4類500円~2,000円危険物は乙4類のみ手当ありの会社が多い
冷凍3種1,000円~3,000円
消防設備士500円~2000円乙種と甲種で違いあり
ボイラー2級500円~2,000円
ビル管理士3,000円~10,000円別途、選任手当有り
電験3種5,000円~15,000円別途、選任手当有り
エネルギー管理士3,000円~10,000円

ほかにも、設備関連の資格に手当てが支給される場合もあります。

メリット④ビルメン業界の転職が容易になる

すでに経験がある人は、4点セットを取得することによってさらに条件のいいビルメン会社に転職することも可能です。

4点セット取得優先順

4点セットの取得優先順位は以下の通りです。

第2種電気工事士は最優先で取得しましょう。

危険物は試験日程が多く受験チャンスが多いのと、難易度が高くなく合格しやすいので早めに取得しましょう。

冷凍3種は1年に1度しか受験できないので、試験日程が迫っていれば優先的に受験してもいいでしょう。

ボイラー2級は月に1度は受験チャンスがあるので、最後に取得しましょう。

なお、免状の発行には講習の受講が必須なので、それも考慮しまければいけません。

ビルメン4点セット最短取得法(1年ちょっとで全部揃える)

これまでは優先度を決めて、順番に取得しましょうと紹介しましたが、

悩む人2
悩む人2

とにかく早く4点セットをそろえたいな、、

悩む人2
悩む人2

どれも一発合格できそう!1年で全部合格するぞ!

そんな人向けに、1年で4点セットをそろえるスケジュールを考えましたので、よかったら参考にしてください。

※2023年1月スタートの想定なので、ご自身の現状によって日程が前後します

免状を揃えるまでに最短でも1年と1か月ほどかかります。

まとめ:4点セットを揃えてビルメンライフを充実させよう

今回はビルメン4点セットを紹介しました。

資格の難易度のわりには取得しているとつぶしがきく資格たちです。

  • 4点セット取得にはメリットがある
  • なかでも優先すべき資格がある【第2種電気工事士】
  • 最短で1年と少しで揃えることができる

以上、参考になれば幸いです。

それではまた!

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ビルカメ

精神的に余裕のある暮らしがしたいと思い、
無資格未経験で30歳手前にしてビルメン業界へ転職。
【ビルメンは人生のセーフティネットである】という持論のもと、
取得した資格や転職の経験から、
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