ビルメンという、現実的な選択肢の話
転職を考えているわけじゃなかった
正直に言います。
僕は最初から「転職しよう」と思っていたわけじゃありません。
ただ、
これ以上ここにいたら壊れる
そう感じていただけでした。
朝、目が覚めた瞬間にため息が出る。
会社の名前を見るだけで、胸の奥が重くなる。
「今日も一日、無事に終わってくれ」と祈るように家を出る。
それでも周りからは、
「甘えるな」
「みんな同じだ」
「仕事なんてそんなもんだ」
そう言われ続けました。
だから、辞める理由も、
次に行く勇気も、
どちらも持てなかった。
頑張れなくなった自分が、いちばん怖かった
一番きつかったのは、
仕事そのものよりも 自分の変化 でした。
・前はできていたことが、できなくなる
・集中力が続かない
・小さなミスが異常に怖い
・休日も頭が仕事から離れない
「自分って、こんなに弱かったっけ?」
そう思うたびに、
余計に自分を責めていました。
でも今なら、はっきり言えます。
弱くなったんじゃない。
消耗し切っていただけだった。
「逃げてもいい」という選択肢を、知らなかった
当時の僕は、
選択肢が2つしかないと思い込んでいました。
- 今の仕事を耐え続ける
- すべて投げ出す
でも、実際は違いました。
「壊れない場所に移る」
という選択肢が、ちゃんとあった。
それが、
僕にとっての ビルメン(ビル設備管理) でした。
ビルメンは、夢の仕事じゃない
誤解しないでほしいのですが、
ビルメンはキラキラした仕事ではありません。
・給料が上がるわけではない
・出世競争が楽しいわけでもない
・誰にでも向いている仕事ではない
正直、地味です。
でも――
壊れそうな人にとっては、現実的すぎるほど現実的な仕事でした。
ビルメンで、人生が「静か」になった
ビルメンに転職して、一番変わったのは
年収でも、肩書きでもありません。
頭の中が、静かになったことです。
- 理不尽な叱責がない
- 過剰な責任を背負わされない
- 人間関係がシンプル
- 一人で淡々と作業する時間がある
夜勤はあります。
楽な日ばかりではありません。
それでも、
「明日が怖くない」
それだけで、生きるのがかなり楽になりました。
向いていない人も、確実にいます
だから、無条件でおすすめはしません。
・刺激がほしい人
・成長実感がないと辛い人
・人と話し続ける仕事が好きな人
こういう人には、向かないと思います。
でも、
- もう頑張れない
- 責任の重さに疲れた
- 心と体を立て直したい
そんな状態の人には、
一度、選択肢として知ってほしい仕事です。
転職を決めなくていい。まずは「知る」だけでいい
ここまで読んでくれたあなたに、
無理に何かを決めてほしいとは思っていません。
転職は、人生の大きな決断です。
今すぐ決めなくていい。
ただ一つだけ、伝えたいことがあります。
実際の求人を見ると、
「想像」と「現実」の差が一気に埋まります。
- 勤務形態
- 給与
- 夜勤の有無
- 年齢層
- 未経験OKかどうか
これらは、
噂や体験談より 求人が一番正直 です。
「自分に合いそうかどうか」
それを判断する材料として、
求人を眺めてみてください。
それだけで、
今いる場所が“すべて”じゃないと気づけます。
※ 応募しなくてもOK / 話を聞くだけで大丈夫です
最後に
あなたが今、
「もう限界かもしれない」と感じているなら、
それは逃げるサインじゃありません。
自分を守るための、正常な反応です。
答えは急がなくていい。
でも、壊れてからでは遅い。
この文章が、
あなたが自分を守るための
小さな一歩になれば、
これ以上嬉しいことはありません。
この先に進みたい人へ
今すぐ決める必要はありません。
あなたの今の気持ちに近いほうを、ひとつだけ選んでください。
①本当に「楽」なのか、現実を知りたい人へ
ビルメンは「楽な仕事」と言われることがあります。
でも、現場によって大きく違うのが実情です。
期待と不安を一度整理したい人は、こちらからどうぞ。
②自分でも転職できるのか、不安な人へ
無資格・未経験・年齢。
「自分の条件でも大丈夫なのか」が一番気になりますよね。
できること・できないことを、わかりやすくまとめています。
③まだ何もしたくない人へ
少し落ち着いたら、また戻ってきてください。
このブログは、あなたの「休憩所」です。





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