この記事はこんな人に向けて書いています
・介護職を続けることに限界を感じている
・ビルメンに興味はあるが、未経験で受かるか不安
・転職を考えながら、なかなか動き出せていない
介護職からビルメンに転職した話【28歳・未経験・資格なし】
この記事では、私が介護職からビルメンに転職した経緯と、転職して実際にどうだったかを正直に書きます。
介護職を辞めたいと思った理由
最初に言っておくと、介護の仕事が嫌いだったわけではありません。
ただ、3年間続けた結果、体も心も限界に近づいていました。
- 夜勤明けに体が動かない日が増えた
- 利用者さんの対応で気を張り続ける疲労が抜けない
- 「このまま10年後も同じ働き方ができるか」と考えたとき、答えが出なかった
特にきつかったのは、勤務体系でした。早出・日勤・遅出・夜勤と毎日違う時間に起きる生活が、じわじわ自分を削っていきました。
給料の問題もありました。生活はできるけれど、余裕があるとは言えない。昇給の見込みも薄い。
「辞めたい」というより、「このままだと続けられない」という感覚のほうが正確です。
ビルメンを知ったきっかけ
転職を考え始めたものの、何をすればいいのか分かりませんでした。
ネットで「楽な仕事」「未経験 転職」みたいな検索をしていたときに、ビルメン(ビル設備管理)という仕事を知りました。
当時の自分が惹かれたポイントはこのあたりです。
- 未経験・無資格でも応募できる求人がある
- 待機時間がある(常に動き続ける仕事ではない)
- 夜勤はあるが、介護の夜勤とは性質が違う
正直に言うと、「介護よりは楽そうだな」という印象が最初のきっかけです。きれいな動機ではありませんでした。

とにかく楽な仕事がしたかった、、、
転職を決めてから動き出すまで1年かかった
ビルメンに興味を持ってから、実際に求人に応募するまで1年間かかりました。
理由はシンプルで、怖かったからです。
- 未経験の自分が受かるのか
- 転職して失敗したらどうするのか
- 介護しかやったことがない自分に他の仕事ができるのか
毎日のように転職サイトを眺めては閉じる、を繰り返していました。
「今の仕事がつらい」と思いながらも、「転職のほうがもっと怖い」という状態が1年続いた、ということです。
面接で2社落ちた
ようやく動き出して、最初に応募したのは系列系のビルメン会社2社でした(系列系と独立系の違いは当時知りませんでした)。
結果は2社とも不採用です。
- 1社目:面接で算数の問題が出て、ほとんど解けなかった
- 2社目:面接中に「ここはダメだ」という直感があった。雰囲気が合わなかった
2社連続で落ちたとき、正直かなりきつかったです。

やっぱり自分には無理だったんだ、と考えましたね、、
ただ、ここで諦めずに方向転換をしました。「系列系じゃなくてもいい。まずは経験を積もう」と切り替えたんです。
その後、独立系のビルメン会社に切り替えて応募したところ、合格。今の会社に入社しました。
落ちた2社が系列系だったと気づいたのは、転職した後のことです。
面接の詳細は別の記事で書いています。
系列系と独立系の違いが気になる方はこちら。
転職して変わったこと・変わらなかったこと
| 項目 | 介護職(転職前) | ビルメン(現在) |
|---|---|---|
| 年収 | 約300万円 | 約380万円+80万円 |
| 勤務体系 | 早出・日勤・遅出・夜勤 毎日違う時間に起きる |
宿直勤務(固定パターン) 生活リズムが整いやすい |
| 体の負担 | 移乗介助・入浴介助あり 立ちっぱなし・体力消耗大 |
巡回・点検・監視が中心 待機時間あり・体力的に楽 |
| 精神的な負荷 | 常に人への気配りが必要 ミスが命に関わる場面も |
建物が相手・対人ストレス少 人間関係からの消耗が減った |
| 未経験・無資格 | — | 応募できる求人がある 入社後に資格取得でOK |
| 夜勤 | あり | あり(宿直) |
| 勉強の必要性 | 業務の中で覚える | 入社後に資格取得が必要 自分のペースで進められる |
※個人の経験にもとづく比較です
変わったこと
① 年収が80万円上がった
介護職時代と比べて、年収が約80万円増えました。宿直手当がつくのが大きいです。
生活に余裕ができたのは、素直にありがたいです。
② 体の負担が減った
介護では移乗介助や入浴介助で体を酷使していましたが、ビルメンの業務は巡回・点検・監視が中心です。体力的にはかなり楽になりました。
③ 精神的な緊張感が変わった
介護は「人」が相手なので、常に気を配る必要がありました。ビルメンは「建物」が相手です。
もちろんトラブル対応で緊張する場面はありますが、種類が違います。人間関係から来る消耗は確実に減りました。
変わらなかったこと
① 夜勤がある
ビルメンにも宿直(夜勤)はあります。介護の夜勤ほど動き回ることは少ないですが、「夜に働く」という生活リズムの負担はゼロではありません。
② 勉強は必要
未経験で入れる仕事ですが、入社後に資格を取っていく必要があります。私は入社後にビル管理士・電気工事士・危険物乙4などを取得しました。
「勉強しなくていい楽な仕事」ではないです。ただ、自分のペースで勉強できるので、追い込まれる感覚はありません。
③ 完璧な仕事ではない
ビルメンに転職すれば全部解決する、とは思いません。待機時間が退屈に感じる人もいるし、設備トラブルの対応にストレスを感じることもあります。
でも、介護を続けていた頃の「このままでは壊れる」という感覚はなくなりました。

介護からビルメンへの転職を考えている人へ
私は28歳・未経験・資格なしでも転職できました。
2社落ちても、方向を変えたら受かりました。1年間動けなかった自分でも、最終的には動けました。
ただし、「簡単だよ」とは言いません。面接に落ちたときは本当にきつかったし、1年間動けなかった期間は苦しかったです。
それでも、「介護を続けるか、別の道を探すか」で迷っていたあの頃の自分と比べたら、今のほうがずっと穏やかに過ごせています。
選択肢を知っていることは、それだけで少し楽になれます。 まずは求人を眺めるだけでも、始める価値はあると思っています。
転職活動の始め方
転職を具体的に考え始めたら、まずは求人を見てみるところからで大丈夫です。
私が実際に使った転職サービスや、使っていないけど評判の良いサービスについては、別の記事でまとめています。
「まだ応募する気はないけど、どんな求人があるか見てみたい」くらいの温度感で始めるのがちょうどいいと思います。






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