どんな仕事なら無理なく続けられそうか。少し楽な場面、負担が残る作業、気になることから、自分が大切にしたい条件を整理するワークです。
私も、ビルメンが得意な仕事や適職だと感じているわけではありません。それほど得意ではないけれど、嫌いでもない。無理なく続けられていて、結果として心身の余裕ができています。
向いている仕事がわからないときも、今までにできたことや、もう少し試したいことなら、手がかりになるかもしれません。選択肢から考え、最後に条件と質問のメモを持ち帰れます。転職を決めていなくても使えます。
選択肢で、自分が大切にしたい条件を整理する
近い答えを選びながら進める
文章を書く準備はいりません。今の自分に近い選択肢を押すと、次の質問へ進みます。最初の一周は、答えによって7〜8問です。
得意なことが思い浮かばなければ、今の負担や、残したい暮らしの時間から始めてみてください。仕事以外の家事や学習で感じたことを選んでも構いません。ただし、その経験だけで、同じ作業を仕事として続けられると決める必要はありません。
仕事選びの条件ワーク
自分が仕事に求める条件を、選択肢から言葉にします。条件と質問のメモを残して終えられます。
ビルカメの場合
私も、得意や適職を見つけたとは思っていません。普段の点検は自分たちのペースで進められ、慣れると淡々とできます。一方、トラブル時はすぐ対応し、トイレの詰まりを解消する作業には今も慣れません。
少し楽に感じる作業、今も負担な作業、仕事の外で残したい時間から、確かめたい条件を一つ考えてみてください。選択肢が表示されない場合も、この下の本人例と比較表で考えられます。
条件と質問をメモにする
結果には、大切にしたい条件、比較的できた作業や関心、仕事や職場で確かめたい質問がまとまります。「条件と質問をメモにする」からコピーできるので、そのメモを残して終えて大丈夫です。
途中で終えたいときは「ここまでをまとめる」、近い答えがなければ「わからない」を選べます。考えが変わったら、一つ戻って選び直してください。もう少し考えたい方は、結果の下から追加の深掘りもできます。
このワークでは、自分が仕事に求める条件を言葉にします。職種への適性を判定するものではありません。
私がビルメンを無理なく続けられている理由
適職だとは思っていないけれど、続けられている
私は飲食のアルバイトを8年、介護職を3年経験し、今はビルメンとして働いています。だからといって、自分の得意や好きが見つかったとは思っていません。向いているとも、向いていないとも思っていない、というのが今の感覚です。
ただ、無理なく続けられている理由なら、いくつか挙げられます。待機時間があること。普段の点検作業は、自分たちのペースで進められることが多いこと。私は、そういうところを楽に感じています。
仕事の名前だけでは、この感覚は伝わりにくいと思います。ビルメンという職種が同じでも、実際にどんな作業を、どんな進め方でするのかは確かめたいところです。私の話も、私が働いている環境で感じていることとして読んでもらえたらと思います。
慣れて楽になった点検と、今も慣れない作業
点検は、初めは覚えることが大変でした。でも、慣れるとルーティンになって、淡々とできるようになりました。
一方で、トイレの詰まりを解消するための作業には、今も慣れません。汚れやにおいは、苦手なままです。トラブルがあれば、普段の点検のように自分たちのペースで進めるわけにもいかず、すぐに対応します。
この仕事を続けられていることと、すべての作業が楽であることは、私の中では同じではありません。苦手な作業も含めて、今の仕事全体をどう感じているか。そのあたりを分けて考えています。

点検のイメージです。実際の職場や特定の場面を再現したものではありません。
私の話を、これから職場に確かめる言葉にすると、たとえば次のようになります。実際の面接で、私がこの質問をしたという記録ではありません。
| 私が感じていること | 確かめたいこと | 質問の例 |
|---|---|---|
| 普段の点検を自分たちのペースで進められるのが楽 | 作業の進め方を相談できるか | 日常の作業の順番や時間は、誰がどう決めますか? |
| トラブル時はすぐに対応する | 急な対応の頻度と分担 | 急な対応はどのくらいあり、誰が担当しますか? |
| トイレの詰まり解消には今も慣れない | 自分が担当する作業の範囲 | 詰まりへの対応は、どこまで担当しますか? |
結果から、仕事選びの基準を考える
できること・好きなこと・負担は分けて考える
ワークでは、比較的できた作業と、もう少しやってみたい作業を別々に聞いています。できるから好き、好きだから負担が少ない、とは限らないからです。
たとえば、慣れてできるようになった作業でも、終わると消耗するかもしれません。反対に、まだできるかはわからないけれど、気になる作業もあると思います。その違いを残したまま、候補を考えられるようにしています。
| 分けて見るもの | 思い出す手がかり |
|---|---|
| できたこと | 実際に何をして、どうできたか |
| 好き・関心 | もう少しやってみたいと思うか |
| 負担 | 慣れた後も、何がしんどく残っているか |
| 作業の条件 | 一人かチームか、順序や時間を調整できたか |
得意という言葉がしっくりこなくても、具体的な作業なら思い出せることがあるかもしれません。一度できたことと、何度か繰り返してできたことも分けて残せます。答えは、自分をよく見せるために整えなくて大丈夫です。
暮らしの希望を条件にする
仕事内容に関心があっても、生活に必要な収入や、続けられる勤務時間かどうかは、別に確かめたいところです。
ワークで「収入」を選んだなら、自分の生活にはどのくらい必要か。「勤務時間・休み」を選んだなら、どんな予定を残したいか。結果の言葉を見ながら、次に確かめる内容を具体的にしていきます。
私の場合は、家族との旅行をもっと増やしたいです。子供と温泉に入って、自分の子供時代と重ねながら、この瞬間を大人になっても覚えているのかなと考える時間があります。そういう時間は、感慨深いです。
旅行を増やすうえで、時間の確保はそれほど難しくありません。足りないと感じているのは、お金です。仕事の外で残したい時間から、働き方を考えてもいいと思います。
答えが出ないときは、未確認のまま残す
選択肢の中に近いものがなければ、無理に選ばなくて構いません。次に仕事をするとき、少し楽に感じた場面か、負担が残った場面を一つだけ覚えておく。そのあとで戻ってきても使えます。
できることがすぐに見つからない日も、仕事選びの条件だけ残して終えていいと思います。今日の答えを、ずっと変わらない自分の特徴にする必要はありません。
整理した条件を、次にどう使うか
まだ候補がなければ、場面を一つ観察する
候補の仕事が浮かばなくても、条件のメモは残せます。たとえば「自分のペースで進めたい」を選んだら、今の仕事や家事の中で、どんなときにそう感じるかを一つ見てみます。順番を自分で決められたからか、割り込みが少なかったからか。同じ言葉でも、確かめたい中身は違うと思います。
できた作業についても、手順があったのか、教わる相手がいたのか、一人でも進められたのかを振り返れます。「できること」を増やす前に、できたときの条件を少し具体的にしておくと、別の仕事を見るときにも使えます。
仕事内容から候補を調べたい方は、厚生労働省のjob tagの個人利用案内も入口になります。職業の一般的な説明と、個別の職場で実際に担当する仕事は分けて確認します。
候補があれば、任意で条件を照らし合わせる
結果の下にある「候補がある方へ:条件を照らし合わせる」を開くと、気になる仕事や求人と比べられます。これはメモを使って考えるための補助です。条件を整理したところで終えても構いません。
| 確認した状態 | 次に考えること |
|---|---|
| 希望に近いと確認した | 何の情報で確かめたか、手元に残す |
| 合わない点がある | 自分にとって外せない条件か、調整できる条件か |
| まだ確かめていない | 求人票や説明で確認し、わからなければ質問する |
まだ調べていないことは、合わない点に数えずに残します。調べる・見送る・保留という今の考えも、自分で選べます。今の仕事を続けながら、担当や作業の進め方を相談できるか考えるときにも、同じメモを使えます。
ビルメンの検討を進めたい場合
ビルメンが候補にあり、求人・資格・働き方のうち何から確かめるかを考えたい方は、ビルメン転職ルート診断も使えます。経験や資格、収入・勤務の希望から、検討の進め方と次に確認することを整理する診断です。
この記事の条件ワークだけで終えても、転職ルート診断を直接使っても大丈夫です。今、考えたいことに合わせて選んでください。
私の場合は、普段の点検の進め方を楽に感じる一方で、今も苦手な作業があります。仕事を選ぶときにも、そういう違いを一つずつ確かめられたらと思います。今日は条件のメモを残すところまででも、自分の基準を考える時間になります。
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