ビルメンのリアル

立ち仕事がきつい・つらいと感じるなら|8年立ちっぱなしの私が「座って待てる仕事」に変えた話

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ビルメンのリアル

夕方になると足がパンパンで、帰り道は早く座りたいことしか考えられない。

家に着いたら何かする気力なんて残ってない。

立ち仕事を続けていると、そういう日が「特別」ではなく「普通」になっていきます。

私は飲食店で8年間、立ちっぱなしで働いていました。足腰の疲れは慣れるものだと思っていましたが、慣れたのではなく、麻痺していただけでした。

今は、点検の合間に座って待つ時間がある仕事をしています。あの頃とは足の疲れ方がまるで違います。

この記事では、立ち仕事がつらいと感じている方に向けて、座って待てる仕事に出会うまでの話と、移ってみてわかった現実を正直に書きます。

立ち仕事のつらさは「気合い」ではどうにもならない

私も8年、立ちっぱなしの仕事をしていた

飲食店で8年間アルバイトをしていました。ホールに立ち、注文を取り、料理を運び、片付ける。営業時間中はずっと立ちっぱなしです。

ピーク時は足の疲れを感じる余裕すらありません。閉店作業が終わって初めて「今日も足が重い」と気づきます。そんな日の繰り返しでした。

その後、介護の仕事に移りましたが、立ち仕事であることは変わりません。利用者を支え、移動を介助し、体を使う場面が一日中続きます。

飲食8年、介護3年。合わせて11年間、立ちっぱなしの仕事をしていたことになります。

怖かったのは「今日」より「この身体であと何十年も立ち続けること」

一番つらかったのは、その日の疲れではありません。

介護の現場で、腰痛を抱えながら働いている先輩がいました。

その姿を見て、自分の10年後を想像した。この身体であと何十年も立ち続けるのか、と。

「今日を乗り切る」ことはできます。でも「これがずっと続く」と考えたとき、不安しか持てませんでした。収入面も健康面も、こうなりたいと思える将来の姿が見えなかったんです。

足腰のつらさは「気合い」でどうにかなる問題ではありません。

根性の問題でもなく、身体の構造の問題です。立ち仕事を続ける限り、足腰への負担は消えません。

「座れる時間にもお金が出る仕事」が、本当にあった

設備管理という仕事には「座って待つ」時間がある

転職先として出会ったのが、設備管理(ビルメンテナンスとも呼ばれます)という仕事でした。

ビルの空調・電気・給排水などの設備を管理する仕事です。点検や巡回で建物内を歩く時間もありますが、それが終われば中央監視室で座って待機する時間があります。宿直勤務では、夜間に座って過ごす時間が長く続きます。

初めて宿直をしたとき、「これでお金がもらえていいのか」と思いました。

飲食で8年間立ちっぱなしだった自分には、座っている時間にも給料が出ていることが信じられませんでした。

一番いい意味で裏切られたのが、この待機時間です。こんなに何もしない時間があっていいのかと。

立ち仕事から移って最初に驚いたのは、足の疲れ方がまるで違ったこと

転職してまず変わったのは体調です。

立ちっぱなしの仕事では「帰ったら動けない」が当たり前でした。設備管理に移ってからは、仕事終わりに余力が残っています。足がパンパンで何もできない、ということがなくなりました。

立ち仕事を長く続けていると、「仕事ってこういうもの」と思い込んでしまいます。座れる時間がある仕事に移ったことで、それが思い込みだったと気づきました。

正直に言うと、ずっと座っていられるわけではない

動く日・体力を使う場面もある

公平に書くと、設備管理は「一日中座っている仕事」ではありません。

建物内の点検や巡回では、階段の上り下りが何度もあります。脚立に登って照明を交換したり、狭い場所に入って配管を確認したりする日もあります。夏の屋外作業は暑さとの戦いで、熱中症対策が欠かせません。

漏水やブレーカーのトラブルで深夜に急対応することもあります。待機しているだけの仕事、とは言い切れません。

それでも「一日中立ちっぱなし」とは負担の種類が違う

ただ、立ち仕事との決定的な違いがあります。

項目これまでの立ち仕事(飲食・介護)設備管理
立っている時間勤務中ほぼずっと点検・巡回時(1日のうちの一部)
座れる時間休憩時間のみ待機時間・事務作業時
足腰への負担毎日蓄積する動く日もあるが回復できる
繁閑の差ピーク時は余裕なし待機中心の日もある

飲食や介護では、勤務中に座れるのは休憩時間だけでした。設備管理では、点検と巡回以外の時間は座って作業や待機ができます。

体がめちゃくちゃ疲れる日は、週に1日もないくらいです。「一日中立ちっぱなし」の疲労と「動いたり座ったりを繰り返す」疲労は、まったく違うものでした。

立ち仕事から座れる仕事へ移るために、最初にやること

まず求人を眺める

最初にやったのは、転職サイトに登録して求人を眺めることでした。毎日アクセスしていました。まだ応募する勇気はなくても、「座れる時間がある仕事」が世の中に存在すると知るだけで、少し景色が変わります。

私が実際に利用したのはリクナビNEXT(PR)です。「設備管理」「ビルメンテナンス」で検索すると、思っていたより求人が出てきます。急かされることもないので、自分のペースで見比べられました。

異職種への転職は「職務経歴書」が要

立ち仕事から設備管理への転職は、異業種・異職種への転職です。ここで重要になるのが職務経歴書です。

「飲食や介護の経験なんて、設備管理に関係ないのでは」と思うかもしれません。でも、立ち仕事で培った対応力や、チームで動いてきた経験は、書き方しだいで伝えられます。

リクナビNEXT(PR)には、項目を埋めるだけで形になる職務経歴書のテンプレートがあります。白紙から書き始める必要がないので、最初のハードルが下がります。

  • 求人を眺める(「設備管理」「ビルメンテナンス」で検索)
  • 職務経歴書を用意する(立ち仕事の経験も書き方で伝えられる)
  • 取りやすい資格を1つ並行で始める(危険物乙4が定番)

職務経歴書は、リクナビNEXTに登録すれば無料でテンプレートから作成できます。応募の前に準備しておくと、気持ちに余裕を持って動けます。

私は介護の仕事を続けながら、転職サイトで求人を見て、並行して危険物乙4の勉強を始めていました。しんどさよりも、とにかく前に進みたい気持ちが上回っていました。最終的に独立系に切り替えたら受かりました。

まとめ:足のつらさは、我慢する以外の選択肢がある

立ち仕事のつらさは、根性や気合いの問題ではありません。身体への負担が続く限り、消耗は蓄積していきます。

私は飲食8年・介護3年の立ち仕事を経て、座れる時間のある仕事に移りました。座りっぱなしの楽園ではありません。動く日もあります。でも、一日中立ちっぱなしだった頃とは、帰り道の足の重さがまるで違います。

楽な仕事を選ぶことは、逃げではありません。自分の身体と暮らしに合った働き方を、自分で選んでいるだけです。動くかどうかは、あなたが決めることです。


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ビルカメ

飲食8年 → 介護3年 → ビルメンへ。
独立系ビルメン会社で宿直勤務/年収300万→380万。

【このブログについて】
人と関わる仕事を11年。すり減って1年間動けなくなり、たどり着いたのがビルメンでした。

年収は全産業平均より低いまま。派手な逆転もありません。ただ、宿直の夜に2時間誰とも話さない時間があって、ようやく息ができると感じています。

楽に生きるのは、逃げじゃなく選択肢。

この視点から、「楽な仕事」の正体・ビルメン転職のリアル(得たものも失ったものも)・働き方や暮らしの考え方を書いています。

面接の体験談など詳しくはnoteに → https://note.com/birukame

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